MYDOC診療所

​​​​​​​当院では、リベルサス（GLP-1受容体作動薬）、カナグル（SGLT2阻害薬）、
​​​​​​​サノレックス（食欲抑制薬）、防風通聖散（医療用漢方薬）の4種類を処方しています。
各薬剤についての情報は以下のとおりで、詳細は診察時に説明させていただきます。
※以下のお薬は、2型糖尿病や高度肥満症の治療薬として厚生労働省に承認されていますが、
　痩身目的の処方については保険適用外の自費による診療となります。

GLP-1受容体作動薬（薬品名：リベルサス3mg/7mg、139.6/325.7円、1回内服／日）
GLP-1は体内に存在するホルモンの内の1つで、胃腸の動きを制御して満腹感を持続させ、​​​​​​​少しの食事で満足するようになるお薬です。自然に食欲が抑えられ、結果として痩身や体重減少の期待ができます。

SGLT2阻害薬（薬品名：カナグル、158.5円／錠、1回内服／日）
尿に糖を逃がすことで血糖を下げるお薬です。尿に糖を出すことで血液中に再吸収されず過剰な血糖値の上昇を抑制するため、痩身や体重減少効果が期待できます。

グルコース吸収抑制薬（薬品名：メトホルミン、10.5円／錠、2-3回内服／日）
肝臓で糖の合成を抑制したり、筋肉などの組織が糖を取り込むのを促したり、腸から糖吸収抑制したりするお薬です。過剰な血糖値の上昇を抑制するため、痩身や体重減少効果が期待できます。

食欲抑制薬（薬品名：サノレックス、172.5円／錠、1-2回内服／日）
食欲に関係のある脳中枢に働きかけることによって食欲をおさえるお薬です。
空腹感が少なくなり食べる量が減るため、痩身や体重減少の期待ができます。

漢方薬（薬品名：防風通聖散エキス、13.8円／ｇ、2.5g/回x3回／日）
体内の脂肪燃焼促進に加え、体の水分循環を改善し通便を助ける作用もあります。
ぽっこりと出たお腹の肥満が気になる方や便秘気味の人に向く漢方薬で、痩身や体重減少が期待できます。

ニコチネルTTSとチャンピックスの2種類がありますが、現在はニコチネルTTSのみ処方可能です。
各薬剤の情報は以下のとおりで、詳細は診察時に説明させていただきます。

薬品名 (先発品)	ニコチネルTTS	バレニクリン錠※１ （チャンピックス錠）
薬剤実物 写真
特徴	皮膚からニコチンを吸収させ、 ​​​​​​​持続的に入れるので離脱症状を弱める。	離脱症状を緩和するだけでなく、 ​​​​​​​喫煙による満足感を抑制する作用がある。
作用機序	血中ニコチン濃度が上昇して ​​​​​​​喫煙時と類似状態にする。	脳の中のα4β2ニコチン受容体に作用 ​​​​​​​（ニコチンは含まない）
使用方法	1日1回１枚貼付	1日1回内服※2
副作用	貼付部位の掻痒感やアナフィラキシーなど	嘔気・頭痛・便秘・不眠など
使用期間	2ヶ月	3ヶ月
価格	TTS10 198円 TTS20 212.4円 TTS30 219.2円	0.5mg 77.5円 1mg 136.1円

※１：現在、販売停止中で2025年上半期には販売再開予定とされています。
※２：1-3日は0.5mgを1日1錠、4-7日は0.5mgを1日2錠（朝夕食後）、8日以降は1mgを1日2錠（朝夕食後）服用します。
​​​​​​​　　　服用開始7日間は喫煙しながら服用します。